いべんと・・・っていうのもおかしいかもしれないけど・・・

「　氷のトンネル」　を探検してみよう！？

西興部（にしおこっぺ） 氷のトンネル

氷のトンネルってなに？ 冬の間に１０メートル以上積もった雪が、上部はなだれと一緒に落ちてきた木の葉などに覆われて融雪を阻みます。一方、下部は下を流れる小川の水温で徐々に気温があがり、熱対流により下から雪が融けだしてできる・・・自然が作った巨大なトンネルのこと。 ■例年７月中旬〜８月中旬までの期間　※年によって異なります。 期間中、全国から約１万人近い観光客が訪れているとか。

！！注意！！

氷のトンネル崩壊！

つい先日行って、せっせとレポートを書いていたのですが・・・何と！８月１３日午後１時頃、一部　氷が崩壊してしまいました！中に居た男性一人が左足に軽いけがをしてしまったそうです。一辺が８メートルもある氷の塊も崩壊しており、惨事になる恐れもあったとか・・・。２００１年８月１４日現在はロープが張られ、立入禁止になっています。これは「全く予想外の崩落」だったという西興部村では、来年以降の対策を検討しているようです・・・。このレポートは崩落の２日前に行った様子で、レポートも崩落という事実を知る前に書いたものです・・・その事を踏まえた上でご覧下さい・・・。 ※怪我をされた方に心からお見舞い申し上げます。

２００１年８月１１日　訪問

さあ！涼味満点の別天地まで行ってみましょ♪
	駐車場には道外ナンバー・地方ナンバーの車・バイクが数台。車を停めて徒歩数分のところに氷のトンネルはあるみたいです・・・。ここからは、まだよく見えませんね〜。
	横にあった小さな池。 オタマジャクシみたいなの（未確認）や、メダカ・アメンボウなどがいました。
	横には川が流れています・・・。 触ってみたら・・・とっても冷たい！ この川沿いに進んでいきます。道はところどころ水分を含んでいて、何となくべちゃべちゃした感じです。
駐車場からの道のり。 注意書きの看板あたりまで来ると、あたりの空気がひんやりしてきました。 ↑クリックしたら注意書きの看板が開くよ。
	ここまで来るとかなり涼しい・・・。というか半袖だと寒い！！ちゃんと長袖（上着）を持ってきている人もいました。みなさん用意がいいですねぇ〜（笑） この木を渡った先に氷のトンネルがあります。でも、歩きにくい〜。いくら浅い川だからといえども、落ちないように必死！！(汗)
ああ！みえた！！
高さ３ｍ前後、幅４．５ｍあまりのトンネルは積雪が多い年は長さ５００ｍに達することもあるそう。 今年のトンネルはこの日の時点で高さ３．６ｍ・幅約１５．７ｍ・長さ約６０ｍくらいだったらしい。 あれが氷のトンネル！「氷･･･」って言っても、木の葉に覆われていて、言われないとわからないような感じだよね。しかし本当に寒い！！ 周辺の気温は炎暑の日でも「４度」くらいという肌寒さ。今日はそこまで暑くないから・・・ハテ？何度だったんだろう？
入り口から差し込む光に輝く トンネル内（※右側や奥の部分など）には巨大なのみで削ったような亀甲状の模様（アプレーション・フォロー）が見られます。わかりますか？ 中に入る事もできるみたいだけど、通路部分がないので、水が１０センチ以上たまっています。夏靴では無理だなぁ、と思ってみていたら中から人が・・・。京都から来たというその親子は　ちゃんと長靴と傘を持参してました。そう、上から滴もぽったぽた落ちてるからね〜（笑）
ここ　に「実走北海道のMAKOTOさん」が行った時の写真があります。横に歩ける部分があって、普通の靴で行けたみたい。今回とはかなり違ってたんだね−。ぜひ比較して見てみてね♪
氷の断面をズームで撮ってみたよ。 この部分で暑さは６０センチくらい。	撮影中♪ クルーもちゃんと長袖と長靴着用！ ＴＶカメラのクルーがちょうど取材中でした。あ！いつ放送するのか聞けば良かった！（笑）
下の方に冷気が漂っているのがわかるかなぁ？

★感想★

トンネルに近づくにつれて、空気が冷たくなってくる感覚は、なんとも不思議な感じでした。自然が作り出すこんな現象って本当に神秘的だね〜。悔いが残るのは、中に入れなかった（探検できなかった）こと。そもそもここへ立ち寄る予定ではなかったからしょうがないんだけど、入ってみたかったです。今度は長靴と長袖と傘を持って行ってみよう♪（笑）

氷のトンネル探検レポート　おしまい